たたみの表面を、畳表と言いこの畳表は、イ草を編んだものです。イ草の表面には、薄い膜があり、横から見るとデコボコの細かい縦じまがあります。中身を割ると、まるでスポンジのようなフカフカしたモノがつまっています。このフカフカの部分に空気がたくさん含まれているので、適度な弾力性が得られるのです。
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畳は湿気を吸ったり放出したりして、室内の湿度を調節してくれます。だから畳の部屋は、夏涼しく冬は暖かいという特徴があります。つまり畳は呼吸しているのです。イ草畳表+ワラ床の6畳間では約3リットルの吸湿能力があると言われ、水分調節機能があり、乾燥してきたら水分を放出してくれます。