畳について記事一覧

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畳表1枚に使用されるイ草の本数の違い普及品3500本〜最上級品7500本まで、目が細かくなるほどザラザラとした感触が少ない、ザラザラとした感触イコール当たっている部分があるということは傷みやすいのです。畳表に使用されるイ草の違いイ草は根の部分が白くて少し太く、先は少し細くなっていきます。間の部分は均一な太さで、粘りがあり強くなっています。普及品は短いイ草を3500本、最上級は一番長いイ草を7500...

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畳床は以前はすべて藁(わら)を使用した床でした。畳の起源は元々農耕民族であった日本人はその副産物として出た藁(わら)を敷き詰めて板の上に引いたのが畳の始まりです。その藁(わら)を使用した畳床は現在もあります。しかし、現代では高価になりますし、虫もつきやすいためお勧めはしていません。

1枚の畳表には、約4000本〜8000本のイ草が使われています。良いイ草は、茎に変色や傷などがなく、根元から先端まで充実して1本1本の太さや色が揃っているものです。畳表は単にイ草を敷き詰めたのではなく、足にしっくりとなじむように、イ草の1本1本に経糸(たていと)というものを絡ませて、表が均一になるように機械で丁寧に編んでいるのです。